こんにちは、工藤(@kudou.01)です!
現在、30歳までに独立して40歳までに1億円を貯めて早期リタイア「FIRE」を達成するために副業・金融に関する知識を勉強中!
今回は、僕がブログを始めるきっかけにもなった「FIRE」について簡単に紹介していきたいと思います!
早期リタイア「FIRE」って何?
まず僕が早期リタイア「FIRE」という考え方を知ったのは、「中田敦彦のYouTube大学」で「FIRE」を紹介していた以下の動画です。
「働かないで、生きていく」
このサムネイルのキャッチフレーズからしてかなり興味出ますよね。
けど、最初は早期リタイアの動画だと気付かず、
「あっちゃん、YouTubeの収益だけで生きていくのかな」
ぐらいの感じで受け止めていました。
しかし、動画を見てみると「どうやら『働かないで、生きていく』というひとつの生き方の紹介らしい…」ということに気付きます。
そのまま最後まで動画を見た僕は、
「これなら俺でも出来るじゃん!」
となります。
はい、もう頭お花畑かって感じですよね。そんな簡単じゃないよって話です。
FIREは早期リタイアの考え方のひとつ
FIREって…
「火のことだよね?」
違います(バッサリ)
FIREというのは、Financial Independence Retire Earlyの頭文字を取った言葉で「経済的自立・早期リタイア」という意味の言葉だそうです。
要するに「経済的に自立してお金のためにヘトヘトになるまで働くことから解放され、自由に生きようぜ!」的な考え方のことです。
しかし、これだけ聞くと今までの「早期リタイア」と同じような考え方に聞こえますよね。
「早期リタイア」と聞くと、
「お金持ちの人たちだけできることでしょ」
「俺たち一般人にはムリ!」
こんな反応をする人も多いと思いますが、「従来の早期リタイア」と「FIRE」の異なる部分は以下になります。
FIRE=誰でも実現できる悠々自適な生活
この「誰でもできる」というのがFIREのポイントで、従来の早期リタイアとは異なる点になります。
FIREとは「誰でも実現可能な」早期リタイアの考え方のひとつ
FIREするために必要なお金っていくらなの?
「誰でもできるってことは明日から無職で生きていけるの!?」
残念ながらそういう訳ではありません。
FIREというのは必要な生活費を投資による収入で稼ぐのが基本的な考えです。
投資による収入だけで生活=会社に頼らなくても良い=経済的に自立
このようなイメージですね。
では、投資による収入だけで生活するにはいくら必要か?を見ていきましょう!
よくFIREしている人たちの間で言われているのが「年間支出額の25倍」という数字です。
これは年齢に関わらず共通の指標のひとつとなっています。
次に日本人の年間の平均支出額は299万6,448円だそうです(2019年の総世帯を対象にした総務省の家計調査の結果)
この2つの数字をもとに考えると、平均的な日本人がFIREするために必要なお金は、
約300万円 × 25 = 約7,500万円
ということになります。
「いやいや、25年分のお金しか用意してないじゃん(笑)」
と思う人もいるかもしれませんが、この7,500万円はあくまで投資の資金なのでこのお金を切り崩して生活するということではありません。
「7,500万円を運用して得る利益で生活していくよ」というイメージです。
年間支出額の25倍のお金を資金として投資して利益で生活していく
4%ルールを柔軟に定義して生活していく
4%ルールというのは、アメリカのトリニティ大学の教授たちが「トリニティスタディ」という研究で導き出した結果で、生活費を投資元本の4%以内に納めることが出来れば、資産が減ることなく生活していくことが可能というシンプルな考え方になります。
ちなみに、30年後に資産が残っている確率は96%だそうです。
先ほどの約7,500万円に4%ルールを当てはめて考えてみると、
約7,500万円 × 4% = 約300万円
となります。
ということは、年間の支出額(生活費)を約300万円以内に収めることが出来れば、資産を減らすことなく生活していけるよ!ということになります。
投資による平均利回りは5〜7%と言われているから、それ以下(4%)に生活費を抑えることが出来れば収入>支出を守れるよねっていうこと!
人によっては
「俺は年間300万円じゃ足りねえ!」という強欲な人や、
「7%の利回りを狙って投資するぜ!」というギャンブラー気質な人など、
いろいろな人がいると思います。もちろんその逆も然りで、
「年間で300万円も必要ないよ!200万円で十分!」という節約家な人もいると思います。
そういう人たちは、4%ルールを柔軟に定義してみることも可能です。
必要なお金が年間400万円であれば、必要な投資資金は1億円。
7%の利回りで年間300万円稼ぐのであれば必要な投資資金は約4,285万円。
必要なお金が年間200万円であれば、必要な投資資金は5,000万円。
など、必要な生活費や投資する商品の利回りなどをもとに考えてみるというのもアリです!
- 4%ルールで資産を減らさずに生活できる
- 自分の生活に合わせて柔軟に4%ルールを定義してみよう
FIREに必要な3つの力
FIREって何?とFIREに必要なお金っていくら?という部分に関しては分かったと思います。
ただひとつ問題なのは、
「7,500万円なんて簡単に貯まらねえ…」
これですよね(笑)
一般的なサラリーマンが7,500万円も貯めようと思うとかなりの時間が掛かると思います。
少しでも早くFIREに必要なお金を貯めるには、次の3つの力が必要です。
- お金を貯める力
- お金を稼ぐ力
- お金を増やす力
これはYouTubeでも人気のリベラルアーツ大学の両学長が出した本にも記載されているお金にまつわる力になります(本書では5つ紹介されていますが、省略して基本の3つを挙げています)
本当の自由を手に入れる お金の大学 単行本 – 2020/6/19
お金を貯める力というのは「支出を減らしてお金が貯まりやすい体質を作る」ということです。
要するにムダな支出を減らせばお金貯まりやすくなるよねってことです。
これはやろうと思えば誰でも簡単にできることです。
次にお金を稼ぐ力というのは「副業をして会社から貰える給料以外の収入源を作ろう」ということです。
当然ですが、どれだけ支出を減らしたところで収入が増えなければお金が貯まるスピードも上がらないので副業しようぜ!ってことになります。
副業は人によって成功する・しないがあるので難しい部分でもあります。
ちなみに僕はいま「お金を稼ぐ力」を頑張って育成中です(笑)
そして最後、お金を増やす力というのは「投資によって資産所得を作ってお金を増やそう」ということです。
FIREするために投資による資産所得は必要不可欠なので、そのための投資ということになります。
この3つの力があれば、FIREを達成できる状態になります。
- 支出を減らしてお金が貯まりやすい体質を作る
- 副業で収入を増やして投資資金を少しでも早く貯めよう
- 投資による資産所得で生活費を稼ごう
まとめ
今回はFIREの基本的な知識について紹介してみました。
・FIREとは「誰でも実現可能な」早期リタイアの考え方のひとつ!
・FIREするために必要なお金の目安は、年間支出額の25倍
・「お金を貯める」「お金を稼ぐ」「お金を増やす」の3つの力を身につけよう!
FIREを達成するまでに多くの人が挫折するのが2つ目の「お金を稼ぐ力」を身につけるという部分だと思います。
「お金を稼ぐ力」に関しては、このブログを通して副業を成功させるまでの道のり・方法などをお届けしていく予定なので、皆さんの参考になればと思います!
それではまた!